ホームページ企画/作成について

入力送信フォームとSSL

フォームとは、ホームページ上で問い合わせや申し込み、アンケートなどを書き込み送信する機能を持ったページのことです。

フォームに氏名、年齢や連絡要件等を書き込み送信しますが通常はメールで相手方(ホームページ運営者)に届きます。

フォームはHTML以外にPHPやJavaScriptと呼ばれるプログラムで作成される事が多く、例えば郵便番号を入力すると住所を自動で表示したりするプログラムなども可能です。

送信用フォームで大切なのがページのセキュリティ化(SSL化)です。SSL(Secure Sockets Layer)とはデータを暗号化し送信され、データの送り手側と受け手側しか解読出来ないようにする技術で、情報送信時の漏洩・改ざんを防ぎます。

インターネットは仕組み上、サーバーから送られたデータは直接届けられるのではなく複数のサーバーを経由して目的のコンピューターまで届けられます。たとえ同じ部屋にあるコンピューター同士であっても一旦インターネットに流れると複数のサーバを経由します。そこで経由したサーバーで情報が漏洩したり改ざんされたりする可能性があります。

しかしSSLで暗号化すると経由するサーバーで閲覧しようとしてもデータが解読出来なくなっていて安全なのです。

ホームページにSSLを使用する場合はSSL証明書発行費(年次更新)として別途費用が発生する事がほとんどですが、ドメインが変わって差し支えがなければ無料の共用SSLを提供しているサーバー会社もあります。

ホームページがSSLでセキュリティ化さているかどうかを見分けるのはブラウザ上部のURLの先頭が「https://」で始まっているか、もしくは鍵マークが出ていればOKです。http://で鍵マークがなかったらセキュリティが不安なので大切な個人情報やカードの情報パスワードなどは送信してくれない閲覧者が一定割合存在する事を考慮する必要があります。
また個人情報の受信にあたってはのちのちに漏洩を疑われる可能性もあることにも注意しましょう。