リマーケティング広告
リマーケティング広告はディスプレイ広告のターゲット設定の一つで、一度ホームページを訪れた訪問者に対して他のホームページやブログ等を見ている時、設定した広告を表示する設定でユーザーを追いかける形の広告です。
表示する仕組みは
例えば
貴社から → Googleへリマーケティング広告出稿します。
ホームページ閲覧者(ユーザー) → 貴社ホームページを見る
ホームページにはあらかじめタグ(荷札という意味もありますよね。あれと同じです)と呼ばれる画面には表示されない小さなデータを閲覧者のパソコンに残します。
閲覧者 → 例えば朝日新聞ホームページを見る
その朝日新聞ホームページに広告枠がある場合、その広告枠とネットワークを結んでいるGoogleに「この訪問者は貴社ページを以前見た事のある利用者です。」と連絡が入る。
Googleは貴社が設定した地域や入札金額を競合他社広告と比較して広告の掲出を決定し貴社がの広告を朝日新聞ページの広告枠に送る。
訪問者の朝日新聞ホームページに貴社の広告が表示される。
おそらく皆さん経験があると思いますが、一度見た商品(例えばあるブランドのカメラ)のホームページを見るとそのブランドの広告が他のホームページに出てくると言う時、その多くはリマーケティングによるものです。
大きくはリスティング広告、一般のターゲティング広告に比べ下記の傾向があります。
- 一度ホームページに訪れ商品やサービスを認知しているユーザーなので思い出してクリックしてホームページへ再訪問してくれる可能性が高い=クリック率が高い(広告の掲載回数に対してクリック回数が一般のターゲティング広告よりも高い)
- 商品を認知している可能性が高いので広告表現も具体的なキャンペーンや商品情報で訴求できる
- リスティング広告にくらべ1クリックの値段が安い
- 誘導出来る顧客層がリスティング広告(商品に関心が高い)とターゲティング広告(商品に関心が低い)の中間的な関心層が誘導出来る
広告申し込みはGoogleやYahooのプロモーションページで申請をします。
アカウント登録(自分の利用者登録)をすませれば誰でも利用出来ます。
小額から運用出来ますがあまり小額だとパフォーマンスが計りにくいので予算の少ない場合は予算内の小額予算で長く続けるのではなく短期間で予算をかけパフォーマンスを検証し、その後の方針を決定した方が良いでしょう。
様々な設定がありますが基本は
●広告を画像で用意し送信します。(画像表現にはいくつかの制約があります、各広告設定ページで確認してください)
● 予算設定
入札金額:検索ワードの一回のクリックに対していくらまでなら払えるかの予算設定
日別予算:1日で掛けられる予算の上限の設定。(例えば3,000円/日の場合は一ヶ月31日と想定して93,000円/月の予算になります。その場合、一回のクリック単価が100円の場合は1日約30回のクリック(利用者誘導)、月間930回のクリックが見込めます。)
● ターゲット(広告を表示する相手先)設定
市町村の設定や都道府県等の地域設定や配信時間帯設定、パソコンやモバイル(スマホ)等のデバイス設定など細かく設定出来ます。
申し込んでからGoogle、Yahooともに広告・リンク先の審査があるので掲載まで数日かかる場合があります。
また、リマーケティング広告の場合ホームページにタグを設定し、貴社のホームページの閲覧者のリストをためてゆきますが、そのリストがある一定程度たまらないと広告の配信が始まりません。