ホームページ企画/作成について

リスティング広告(検索連動型広告)

検索サイト(Google、Yahooなど)で検索した時、検索結果と共に表示される広告です。

検索結果ページに「広告」と表示されたホームページ紹介文です。大抵の場合は検索結果の上部にいくつかリスティング広告が表示されます。
その広告の下に表示されるのが本来の検索結果(自然検索結果)です。

広告掲載は検索ワードを登録しそのワードで検索した閲覧者に広告が表示されるようになっています。

たとえば貴社の商品が「万年筆」であった場合、「ペン」「万年筆」「進学祝い」で検索されたとき、広告を表示するように設定、検索閲覧者に対して広告を表示させるものです。

閲覧者が自ら検索ワードを選び、検索する結果に表示されるので、不特定多数を相手にした広告ではなく効率が良い広告媒体です。

広告申し込みはGoogleやYahooのプロモーションページで申請をします。

アカウント登録(自分の利用者登録)をすませれば誰でも利用出来ます。

少額から運用出来ますが、あまり少額だとパフォーマンスが計りにくいので予算の少ない場合は予算内の少額予算で長く続けるのではなく短期間で予算をかけパフォーマンスを検証し、その後の方針を決定した方が良いでしょう。

様々な設定がありますが基本は

● 検索キーワード設定
商品や閲覧者の関心の高そうなワードを選び登録する、単語を複数並べた複合キーワードも可能。
設定したキーワードに対して ”完全一致” ”フレーズ一致” ”絞込部分一致” ”部分一致” があります。
たとえば、設定キーワードが「万年筆」だとすると「万年筆 インク」で検索された時、”完全一致”だと広告は表示されませんが、”部分一致”の設定だと表示されます。この設定も広告の費用対効果に現れてくるので重要です。

● 広告表現 <タイトル、本文、リンク先(広告をクリックしたときの飛び先)>
広告表現自体は全て文章で表現されますがタイトルや本文など文字数の制限がありますので、その文字数内でうまく有効な顧客を導入する事が求められます。

● 予算設定
入札金額:検索ワードの一回のクリックに対していくらまでなら払えるかの予算設定
日別予算:1日で掛けられる予算の上限の設定。(例えば3,000円/日の場合は一ヶ月31日と想定して93,000円/月の予算になります。その場合、一回のクリック単価が200円の場合は1日約15回のクリック(利用者誘導)、月間465回のクリックが見込めます。)

● ターゲット(広告を表示する相手先)設定
市町村の設定や都道府県等の地域設定や配信時間帯設定、パソコンやモバイル等のデバイス設定など細かく設定出来ます。

Google、Yahooともに設定ページは分かりづらいですが、調べながら順を追って設定してゆくと初めての方でも可能だと思います。幾度かテストをしてから運用されるのが良いと思われます。

掲載順位
競合広告に対して自社広告が検索結果の上位に位置に表示される方が当然有利ですが、上位に表示させるには二つの要素があります。

(1)入札金額による順位決定評価

先ほどの検索ワードの一回のクリックに対していくらまでなら払えるかの入札金額をオークション形式で競合と順位決定し、高額な方が上位に表示されるシステム。

(2)品質による順位決定評価
「検索ワード」に対し「リンク先ページ」や「広告の関連性」「クリックされやすさ(クリック率)」等を評価し、より関連性の高いものが品質が高いと判断され上位に表示されるシステムです。
それは、いくら入札金額が高くとも品質が低ければ掲載順位が上がってこないという事ですので検索ワードと広告、リンク先ページの関連性に気をつけます。

以上二つの評価基準で掲載順位が判断されるので、仮に高額で入札したとしても品質が低ければ中々上位に表示されない場合があるという事と逆に品質が高ければ同じ順位で入札金額が低く抑えられると言う事です。

課金はCPC(コストパークリック)と呼ばれるクリックされた時に料金(入札金額の上限までの入札競売価格)が発生します。また支払いは基本的に前払いでデポジット(前払い金)から発生費用を消化してゆきます。ただ、デポジットが無くなると広告の配信が停止するので、多くの場合はクレジットカード決済でデポジットの消化次第自動引き落としの設定をします。